
先日の21日にブライアン・セッツァー・オーケストラ(以下BSO)としては「ブギウギ・クリスマス」以来5年ぶりとなるアルバムが発売されました!
タイトルは「WOLFGANG'S BIG NIGHT OUT」。
今回は何とクラシックの名曲の数々をBSOアレンジで演奏しています。
正直クラシックというから、内心どんなものになるのかやや「う〜ん・・」と思いましたが・・・前作の「ブギウギ〜」でチャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」を取り上げていますが、あれでも短く(原曲は30分以上?あったと思います)聞きやすくしていただけに・・今回のクラシックは・・いきなりベートーベンの運命からスタート・・カッコイイやん(^^♪
アルバムタイトルの「WOLFGANG'S BIG NIGHT OUT」はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(日本語では小夜曲といいますが・・)のアレンジ曲で収録。
ちなみにWOLFGANGとは、モーツァルトの名前「WOLFGANG AMADEUS MOZART」のこと。
個人的には「熊蜂の飛行」「剣の舞」がお気に入りです。「熊蜂〜」をよくギターで弾いたものです・・すげぇ・・“ロック”していますねぇ・・

ブライアンの周りにベートーベンやバッハ等の音楽家が!
アルバムを開けると〜こうなる訳ですね☆ロックしてます。
余談ですが、クラシックといえば、現在のCDの収録時間(75分)を決めたジャンルです。CDはF社とS社の共同開発で世に出た(1982年10月)ものですが、「コンパクトディスク」という名を決めたのがF社で、収録時間を決めたのがS社です。
収録時間には当時、F社とS社が対立したそうですが、F社は従来のカセットテープと同じく60分収録でディスクの大きさは10センチの主張に対し、S社は75分収録で12センチの主張だったとか・・クラシック好きのS社担当者が「75分あれば、ほとんどのクラシック曲が収録できる!60分では足りない」ということで、12センチくらいなら上着のポケットに充分入る大きさだということで、現在のとおりとなったワケですが、そのクラシックの決め手になったのがベートーベンの「第9」だとも言われています。
「第9」は全曲が指揮者の解釈にもよりますが、だいたい75分くらい。レコードでは途中フェイドアウトして、B面にひっくりかえして・・途中からフェイドイン・・という中途半端なもんで、2枚組のレコードもありました。(とーぜん2枚組はその分値段が高くなる・・)CDの開発によってこの曲は1枚で聴けるようになりましたが、その「第9」を基準にしたのがドイツの名指揮者、カラヤンとも言われていますが・・・
あくまでうわさです・・(^^♪
・・とまぁ、「曲が長い」というイメージのあるクラシックですが、このBSOのアレンジは聞きやすい長さに加え、日本でいえば・・小学生の音楽の鑑賞(^_^;)の時間に一度は耳にしたことのあるような有名どころの曲ばかりです・・このアルバムはホントにカッコイイですよ(^^♪