
コロンボシリーズのDVD・・今度は4作目にあたる「指輪の爪あと」を購入しました(^^♪
71年10月放映で、日本での放映は73年1月。
今回の犯人役はもと警察官だった探偵社の社長という設定で、ロバート・カルプという方が演じます。
前作の「構想の死角」で犯人役を演じたジャック・キャシディと同じく、コロンボシリーズでは後に「アリバイのダイヤル」「意識の下の映像」でも犯人役を演じ、この2名は「最多犯人役」でもあります。ロバート・カルプのほうは後に新たにシリーズ化された「新・刑事コロンボ」でもゲストとして出演してます。
この「指輪の爪あと」では「構想の死角」でちょこっと登場したコロンボの愛車「プジョー」が本格的に登場します。この作品ではいきなりテールランプの故障が・・(^^♪その後の作品でもワイパー故障、バッテリーあがり、パンク、エンジン不調・・など回が進むにつれてその姿は・・・・
その愛車ですが、当初原案者でもあるレビンソン&リンクのコンビが「コロンボに愛車」を与えようと設定するのですが、P・フォークが猛反対したとか。
安もんの葉巻とレインコート、そして「カミさん」。これだけで充分だと。
なんとかコンビはP・フォークを説得し、ユニバーサルスタジオの撮影用車両を見に行くのですが、そこにはお気に入りの車がなく、自身が帰ろうとしたときガレージの片隅に置きざらしになっていたのが「プジョー」。コレを見たP・フォークは即決めしたとか・・ただし座席はボロボロ、エンジンもなくなっていたそうです。
P・フォークが一目ぼれしたこの「プジョー」がこうしてコロンボの愛車として決まったワケです・・。
この作品ではこのレビンソン&リンクのコンビが脚本を担当。シリーズ化されて脚本を担当したのはこの作品のみですが、この作品でエミー賞の最優秀脚本賞を受賞しております・・。