2019日本冒険フォーラム(明治大学アカデミーホール)
兵庫県豊岡市出身の植村直己は、日本人初のエベレスト登頂者のひとりであり、北極点単独到達を成し遂げた世界的な冒険家です。様々な偉業を成し遂げた彼は、1984年2月冬のマッキンリー峰登頂後、行方を絶ちました。同年、国民栄誉賞が贈られました。
植村直己のふるさと兵庫県豊岡市は、世界的な冒険家を顕彰するための拠点施設として、平成6年に植村直己冒険館を建設すると共に、平成8年には彼の精神を継承し、不撓不屈の精神によって道を切り拓き、人々に夢と勇気を与えてくれる創造的な行動に対して贈る「植村直己冒険賞」を創設しました。植村直己冒険賞は、これまでに22名に対して表彰してきました。

その植村直己冒険賞が15回目を迎えた2011年5月、「全国の挑戦者たちのチャレンジスピリット、将来の日本を担う若者たちの挑戦で溢れる日本になってほしい」との願いを込め、日本冒険フォーラムを初開催しました。
第3回となる2019年の今回のテーマは「挑戦(チャレンジ)」です。私たち人類が進化する過程と挑戦の関係性について山極先生(京都大学総長)からご講演をいただきます。また、様々な分野からパネリストをお招きし、それぞれの「挑戦」について語り合っていただきます。
今日のフォーラムが「一回限りの人生」「限られた命」を輝かせることの大切さを考える機会となれば幸いです。
【以上:主催者メッセージ】

2011年開催の第1回日本冒険フォーラムから参加しているコンさんは、植村直己冒険館より再びご案内をいただき、先週末に御茶ノ水の明治大学駿河台キャンパスに出掛けてきました。
フォーラムと同時に別会場で開催されていた「チャレンジャーたちのメッセージ展」では、コンさんがバイク友だちと2010年に豊岡市・植村直己冒険館を訪れた時、冒険館のスタッフが撮ってくれた写真が展示されていて、驚きとともにとても嬉しい気持ちになりました。
4時間弱のフォーラムを終えた後は、会場でバッタリと出くわした仲間4人と御茶ノ水駅近くの「酒場」で杯を酌み交わし、フォーラムの余韻を語り合って充実した秋の日を過ごすことが出来ました。

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