Yes,Deaf Can代表・廣瀬芽里さんの活動 先週末は台風12号接近中だったけど、Deaf友達の友達でもあり、“NHKみんなの手話”でETVにゲスト出演された「廣瀬芽里さん」のお話をお聞きする機会があったので、相模原からお江戸は五反田「Q'sカフェ」までお出掛けしてきました。
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イベント案内】Q'sカフェでは、常識はずれな「アウトサイダー」が海外へ飛び出し、その土地の「インサイダー」として活躍する「グローカルインサイダー」をテーマとして掲げ、多くの皆様に刺激的な出会いの場を提供していきます。
7月28日(土)に実施する第12回「ドミニカ共和国のマイノリティの現状を変える。〜マイクロファイナンスによる聴覚障害者の自立を目指して〜」のご案内をさせていだたきます。
今回お招きするのは、ドミニカ共和国でマイクロファイナンスを利用し、ドミニカ共和国の聴覚障害者の自立を支援する活動をしている廣瀬芽里さんです。
ご自身も聴覚障害をお持ちである廣瀬さんは、短大卒業後、一般企業に就職。28歳の時に、手話の学校を東京で設立され、外国語手話を学べる環境を作られました。その後、アメリカでの留学経験から、国際支援をしたいということで、青年海外協力隊に応募され、ドミニカ共和国にて、ろう学校の教師として活動されていました。

青年海外協力隊から戻られた後、日本で、「Yes, Deaf Can!」を立ち上げられます。ドミニカ共和国の成人のろう者のためにマイクロファイナンスのサービスを提供することを目的としています。
ドミニカ共和国の聴覚障害者に対する社会参加は、非常に難しい状況です。聴覚障害者向けの職業訓練校もありますが、訓練校を卒業しても、必ずしも、就職先があるとは限りません。自分で事業を行うにしても、今度は資本がありません。やる気と技術があっても、資本がハードルになり社会参加を阻むことになります。そんな現状を打破するために、マイクロファイナンスという、少額のお金の貸付等の金融サービスを成人のろう者に提供しようと活動されているのが、「Yes, Deaf Can!」になります。
今回、様々な経験をされている廣瀬さんから、現在活動している「Yes, Deaf Can!」の活動、青年海外協力隊時代の活動、青年海外協力隊後に関わられたドミニカ共和国の職業訓練校での現状などについて、お話を聞く機会を得ることができました!
当日は、コンさんに手話学習を勧めてくれたデフリンピック手話通訳士の「田口雅子さん」や、日本・ドミニカ友好協会代表の「鈴木渉さん」のお二人(コラボ写真中央の両脇)ともお話しすることが出来て、二次懇親会でも廣瀬芽里さんともども楽しい時間を過ごすことが出来ました。

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