ユーザー車検は通ったけど… 今月初旬、7回目のユーザー車検をパスした。総費用は、自賠責保険を含めても20,320円で済んだ。
前々回くらい前から、指定の車検ゾーンに入ってからは、前面のディスプレイに出てくるメッセージに沿ってのセルフ検査がメインになっている。排ガスもブレーキも光軸やシグナルチェックもしかりで、支障がある時には検査官は遠隔で音声指示をしてくる。
今回の検査で戸惑ったのは、後輪のブレーキテストで回転ローラーに載せてから「ニュートラルポジション」の指示があったものの、なかなかクラッチが切れずにニュートラルにならない。検査官が出てきて再度の催促指示。何度も車体を前後させながら試みてやっと成功したものの、時間を要してしまった。後続車で混雑していたのも幸いしたのか、何とかOKがでてほっとした。

車検終了後の帰路でも、交差点の停止時に同じようにクラッチが思うようにきれずに、ニュートラルが入らない。自宅に戻って「メンテナンスガイドブック」を見ると、@クラッチケーブルのアジャスター外し Aプライマリーケース内のロックナット調整 Bクラッチレバーワイヤーアジャスト等と、やたらにややこしい作業の紹介。
こりゃ無理と判断して、ディーラーに持ち込んでのメンテナンス。すると、永年お世話になっているメカニックは、すぐに「アジャスタブルビレットクラッチレバー」を取り外して、アジャストピンの位置を変更。あんなにイライラしてたクラッチ操作がスムーズに復活変身。気になっていた、エンジン始動後にしばらく続くアフターファイア現象も、「プラグ交換した方が良い」とのアドバイスを受け、帰宅後にネット注文して交換してみた。
購入後17年目に入り、8万3千`超を走ってきた「2003年式ファットボーイ」が、再び調子を取り戻して元気になりました。因みに、これと同型の「デイトナのアジャスタブルビレットクラッチレバー 46309」は、今は発売終了してるみたいだな。


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