みなさんこんにちは。
判る人には判る話です。
昨日は予定通り、行き着けの模型屋に行ってきました。
そこで知人とこんな会話を…
知人:「旧客のキットで使うカトーのTR50台車。何処にも無いんだよねぇ。」
903:「じゃあストックがあるからいくつか譲ろうか?」
知人:「本当?じゃあお願い。」
903:「LとノーマルとSがあるけどどれが良い?」
知人:「………」
という訳で、ちょっと簡単に説明を。
そもそも、903が何故TR50を大量に持っているか。
それは、この「L・ノーマル・S」の違いに気付いたからです。
カトーの10系客車群ですが、実はTR50台車が車種によって使い分けられています。
オハネ12に使われている「TR50L」、ナハ11には「TR50」、スロ62には「TR50S」というようになっています。
「L・S」とはASSYパーツのタグに表示されているものです。
実際どの位違うのか調べてみました。
先ずはノーマル

台車の端面からカプラーホルダーまでおよそ29mmといったところでしょうか。
次にL

長いです。およそ32oはありそうです。
最後にS

微妙ですがノーマルより短く28oでしょうか。
要するに、台車交換により1車あたり2o以上車間を詰める事が可能という事になります。
しかし、Lが付いていた車輌にSをつけると連結間隔は狭くなりますが、直線番長仕様となり客車同士が当たってしまいます。
見た目重視仕様となってしまいますが、やはり車間が狭い方がカッコいいですよ。
しかし、実用性をとって、我が家のナハ11・ナハフ11はSタイプ装備車となりました。
ちなみに、以前発売されたこれ。

こちらもTR50台車なのですが、カプラーポケットがAタイプからBタイプに変わっていました。
そこでこのBタイプの長さもついでに測ってみました。

これでは、カプラーポケットがどのあたりか判らないので、ノーマルのTR50にカトーカプラーを取り付け、位置の確認をしました。

カプラーのナックル部が両方とも35oあたりなので、Bタイプはノーマルと同じと考えて良いと思います。
ここまで読んで、台車の交換をどうするかはユーザー(読まれた方)の判断です。
くれぐれも
自己責任でお願いします。
交換して残った台車はどうするかって?それは知人のように、キット作成に使うのがベストでしょう。GMのマニ44なんか良いですねぇ。
そこらへんはいずれ…。
ではまた。

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